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昔語り ほうさくの反抗期

ほうさくです。少し昔を振り返ります。

小学生ー中学生のときは道徳意識が強かった

両親ともにまじめだったこともあり、ルールはみなが守るべきものだと思っていましたし、みながしっかりルールを守っていれば世界はもっと平和で穏やかであるはずなのに、と考える節がありました。

 

母は敬虔なクリスチャン

幼いころからイエス・キリストとキリスト教についていろいろ教えられていました。全知全能の神は何もかもお見通しであり、世界は神様が意図したとおりに動いているのだと、教えられました。

 

全知全能のくせに、世界は不幸せで溢れているじゃないか…!

中学生も終わりぐらいのころでしょうか。まじめな両親にはいっさい反抗することはなかったのですが、「全知全能の神」という存在にだけは深い失望と反抗心をもっていました。全知全能の神なら、もっとよい世界にできるのではないか、と、そう考えていたのです。当時母と通っていた教会の牧師先生の考え方に賛同できないことも多く、次第に教会に通わなくなっていきました。

 

他力本願ではだめ。未来は自分たちでよくしていかないと!

その後、高校ー大学でいろいろなことを経験するうちに、世界は様々な考えの人がいることを知りました。全員が同じルールを完全に守ることはできない(あるいは極めて難しい)と理解しました。そして、「全知全能の神」は世界に直接手を加えることができないのだろうと思うようになりました。どこかに「神の意思」は存在し、それに沿って行動することで、よりよい未来が得られるのではないか、そう考えるようになりました。結局、人(自分やまわりの人達)の力でしか世界は変えられないのだと納得したのでした。

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